2023年08月31日 (木) サイバーパトロールにより事件が発覚!知人へ盗撮動画を提供か <追記1> <2> <3>
新潟県警は10月29日、児童ポルノ動画を記録したハードディスクを県外に住む男性に発送し提供したとして、大阪市に住む自称・自営業の男を逮捕しました。
児童ポルノ禁止法違反の疑いなどで逮捕されたのは、大阪市西区の自称・自営業の男(50)です。
男は去年8月下旬、各地の公共入浴施設で入浴中の児童を盗撮したものとみられる複数の動画を記録したハードディスク1台を、北海道に住む男性に宅配便で発送し、提供した疑いがもたれています。
県警のサイバーパトロールにより事件が発覚し、その後の捜査で男の逮捕に至りました。
男は警察の調べに対し「事実については記憶にありません」などと話し、容疑を否認しているということです。
警察は動画の撮影も男がしたものとみて調べを進めています。
今回の事件は、警察のサイバーパトロールによって発覚した盗撮事件で、入浴施設で撮影された児童の動画が、容疑者の知人に提供されていたという悲惨な内容です。この男が動画撮影したものとして捜査しているとあることから、もしかしたら児童とは男の子の可能性もあるでしょうか。どちらにしろ同じことですが、そんなことを感じました。では今回も始めていきましょう。
まず「サイバーパトロール」とは、警察がインターネット上で行う監視活動のことで、違法な情報や犯罪行為を検出するために、ネット上の公開情報ややりとりを監視し、犯罪の兆候があれば早期に把握し対応する役割を担います。この活動により、今回のような盗撮事件が明るみに出ることもあるらしく、オンライン上で犯罪行為を追跡し、被害者を守るために重要な取り組みといえます。
この事件において特筆すべきは、容疑者が個人的に楽しむだけでなく、動画を知人に提供していたという点です。盗撮は個人のプライバシーを侵害し、撮影された人に多大な心理的苦痛を与えますが、それを知人に提供していたという事実は、さらに深刻な問題です。このような関係性の背景には、犯罪行為を共有することを認め合う歪んだ価値観が存在する可能性があります。そのような知人関係が築かれていたことからも、容疑者が盗撮を行うことに抵抗がなかったのかもしれません。インターネットや配送サービスを通じて、撮影したデータを拡散・提供することは、現代の技術と手軽さが逆に悪用される典型例です。
また、盗撮動画を提供した場合には、児童ポルノ提供罪が適用されるようです。盗撮自体が犯罪であることはもちろんですが、そのデータを第三者に提供する行為も、被害者の尊厳をさらに損ねる行為として罰せられるわけです。容疑者の行為が広範に悪影響を及ぼす可能性があると考えられるため、供給者として罪に問われるのは当然のことです。このような事件は、インターネットを通じて犯罪が拡散される現代社会において、被害の拡大を防ぐためにも厳正に取り締まるべきです。
警察には、今回のサイバーパトロールを契機として、さらに捜査を進め、全容を解明していただきたいと願っています。盗撮された女性の人権とプライバシーの保護、さらには、社会全体がこうした犯罪の影響を受けないようにするためにも、警察の徹底的な捜査が求められます。
<追記1>
30日に公開されたのは事件に関する証拠品の画像です。盗撮マニアという表現が面白かったですが、それはさておき、少年課とあるので、やっぱり被害者は男の子かな、と思って少し調べてみたら、そうでもなかったみたいです。少年課とは、少年非行に関わることだけでなく、児童虐待や青少年の性犯罪被害といった、女性や少女が被害者になる事件も含めて担当することが多く、男女問わず青少年全般の問題に対応しているとのことです。
県警の捜査員が別の事件を捜査していたところ今回の事件が発覚されたとのことで。いまだ容疑を否認しているらしいです。
<追記2>
10月中旬に新潟県の入浴施設で女性の裸を盗撮したとして、11月18日に性的姿態撮影処罰法違反の疑いで再逮捕されました。男は今年10月中旬デジタルカメラと望遠レンズを使用し、入浴中の女性を離れた場所から撮影していたとみられています。警察によると、露天風呂が見える山の中腹からの盗撮だった可能性が高いとのことです。
※レンズは迷彩柄に
余罪の追及から発見された模様です。長岡署によると、容疑者は容疑について「今は話したくありません」と述べているという。
男は入浴施設の敷地外の約100mほど離れた山の中腹からデジタルカメラのズーム機能を使って複数回にわたって動画を盗撮していたという。
<追記3>
メディアもこのニュースを続いて出してきます。
どうもこの男、入浴施設の敷地外の約100mほど離れた山の中腹からデジタルカメラのズーム機能を使って複数回にわたって動画を盗撮していたらしいです。
デジタルカメラに「望遠レンズ」をつけると遠くの対象を高画質で撮影することができ、100メートル以上の距離でもクリアな写真を撮ることができるようになるそうです。上記の画像から装着し撮影していたと思われます。
迷彩柄にまでして気が付かないように細工されています。悪質極まりない事件です。