2024年07月13日 (土) 警察庁職員がナイトプールで盗撮容疑、迷惑防止条例違反で送検 <追記1>
千葉市内のホテルにあるナイトプールで、女性を盗撮したとして千葉県警が警察庁職員の50代の男性(東京都北区在住)を県迷惑防止条例違反(卑猥な言動)の疑いで11月1日に書類送検していたことが分かりました。
男性は警察庁長官官房企画課の主任で、7月13日午後6時から8時ごろ、千葉市花見川区のホテルのナイトプールで、東京都内に住む当時35歳の女性の水着姿を動画で撮影した疑いがあります。
女性はその後、「ナイトプールで盗撮されたかもしれない」と7月21日に千葉西警察署に相談しました。さらに、女性がナイトプールの関係者を通じて男性に直接確認したところ、男性は撮影を認めたといいます。
書類送検とは、被疑者が在宅の場合や、逮捕されていない場合に行われます。警察が集めた証拠や調書を検察に送って、検察官が起訴するかどうかを判断するものです。
いやホテルのナイトプールですか、豪華でいいですね。私は経験があったでしょうか、記憶にございません。水着姿でも盗撮は犯罪に当たります。性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑ではないのは、一般的な強い性的意図を伴うポーズや状況を説明することが難しかったからかもしれません。
加害者は警察庁職員という立場にあり、本来ならば市民の安全を守るべき立場の人です。プールという解放的な環境が、本人の気を緩ませたのかもしれませんが、だからといって行為が許されるわけではありません。
ナイトプールというリラックスした場所で、訪れる人たちは楽しむことを目的にしています。今回の事件では、被害者が「盗撮されたかもしれない」と気づき、行動を起こしたことがきっかけでした。このように、被害者が声を上げることはとても勇気がいることであり、周りのサポートが欠かせません。多くの人は、そこまでの行動をしないことが多いのではないでしょうか。
今回の事件の報道を通じて、多くの方が「被害に遭ったときには相談しよう」「通報する勇気を持とう」と感じられるきっかけになればと思います。被害者の方が声を上げるのはとても勇気がいることですが、その一歩が事件の解決や加害者への対応に繋がります。
「自分の行動が誰かを救うかもしれない」という意識を広めることで、被害に気づいた人が周囲に相談しやすい環境を作り、二次被害を防ぐことも大切です。この事件が、被害者が声を上げるきっかけを提供し、被害を受けた方々が一人で悩まずに、また周囲の人達が、気づき、通報をしてあげられるような社会の実現につながることを期待したいです。
<追記1>
容疑者は被害女性と同じグループの客としてプールを訪れていたとのことです。
ツアーなどの客同士だったのでしょうか。とにもかくにも、黙って撮影し不快感を与えることは罪に問われます。注意していきましょう。