2024年11月18日 (月) 「性的欲求のため」韓国人観光客が小倉駅で盗撮未遂し逮捕 <追記1>
18日午前9時前、JR小倉駅の上りエスカレーターで、前に立っていた女性のスカートの中を盗撮しようとした男が現行犯逮捕されました。逮捕されたのは、韓国から観光で訪れていた会社員(自称)のソ・ポグォン容疑者(26歳)です。
事件は、女性の後ろに立っていた男性が、ソ容疑者がスマートフォンをスカートの中に差し入れる姿を目撃したことで発覚しました。男性はすぐに警察に通報し、その後も容疑者を追跡して確保しました。
駆けつけた警察が職務質問を行ったところ、ソ容疑者は盗撮を試みたことを認めました。スマートフォンにはエスカレーターで撮影した動画が残されていましたが、映像には下着などは映っていなかったため、「性的姿態等撮影未遂」の疑いで現行犯逮捕されました。
取り調べに対し、ソ容疑者は「性的欲求のために盗撮しようとした」と容疑を認めています。警察はさらに詳しく事情を調べています。
JR小倉駅は、京都府宇治市小倉町中畑にある西日本旅客鉄道奈良線の駅です。おそらく京都に観光に来ていたのでしょう。なんとも残念な事件です。それでは始めていきましょう。
今回のJR小倉駅での盗撮未遂事件は、観光目的で訪日していた韓国人男性が現行犯で逮捕されたものです。韓国からの観光客も多く訪れるこの時期、京都などの観光名所は紅葉シーズンで賑わいを見せています。11月中旬は、日本各地が美しい秋の景色で彩られ、特に京都の名刹や庭園は多くの観光客で賑わっていることでしょう。
韓国では、盗撮行為(モルレカメラ)が社会問題として広く認知されており、特にスマートフォンを利用した盗撮が深刻な問題となっています。韓国国内でも、公共の場での盗撮を防ぐために法規制が強化され、盗撮防止用のシャッター音が消せないスマートフォンが普及するなどの対策が取られています。しかし、それでも依然として盗撮事件は後を絶たず、罪の意識が希薄な一部の人々が一瞬の欲望に負けて犯罪に走るケースが多く見受けられます。こうした背景が、今回の事件にも影響しているのかもしれません。
今回の事件は、エスカレーターという公共の場で発生しましたが、エスカレーターでの盗撮行為は非常に多いです。特に商店街や駅など、人混みが多い場所では、周囲の目を盗んで短時間で盗撮ができてしまうため、犯行がしやすいと考えられています。しかし、今回はたまたま後ろにいた第三者が不審な行動に気付き、迅速に通報したことで犯行を防げました。このような第三者の意識と行動がなければ、被害者は気付かずに被害を受けていた可能性が高く、事件の発覚が遅れていたかもしれません。
エスカレーターなどの公共の場では、日常の一瞬の隙を突かれることが多いため、特に女性は気をつける必要があります。とはいえ、被害を防ぐための意識を高めることは被害者だけの責任ではありません。周囲の人々も、今回の事件のように少しでも不審な行動を見かけたら通報するなど、社会全体で防止に協力する意識が重要です。
また、加害者にとっても、たった一度の「魔が差した行為」が取り返しのつかない人生の転落を招くことを自覚してほしいと思います。今回の容疑者は「性的欲求のためだった」と供述していますが、その一瞬の欲望のために、自らの人生だけでなく、他人のプライバシーや安全を脅かしてしまったことを深く反省すべきです。逮捕されたことで、社会的信用や職業を失い、将来的な影響も計り知れないものになるでしょう。
このような事件が増えないためには、法の整備と厳罰化が必要であると同時に、教育や啓発活動によって「盗撮は許されない行為である」という意識を社会全体に根付かせることが大切です。日本でも、韓国のように盗撮防止の取り組みが進んでいますが、より多くの人々が防犯意識を高め、周囲に目を配ることが、こうした不幸な事件の防止に繋がるでしょう。
<追記1>
この事件には直接関係ありませんが、お隣韓国でも相当に盗撮問題が社会化しているようです。
この記事を登録してから現在の12/2までに以下のニュースが飛び込んできました。
1.韓国の江原警察庁は11月11日、30代の塾講師の男を逮捕。この男性は、280人以上の女性を盗撮し、その動画を大量に保管していた疑いがあります。その容量は、塾に通う中高生17人を盗撮し、900GB分(1810個)の動画を製作。また、公共の場で成人女性261人を盗撮し、2843個(1.71TB)のデータを保存していたとのこと。
2.韓国・蔚山(ウルサン)の中学校では、男子生徒が女性教員を携帯電話で隠し撮りし、同級生の間で映像を共有。この生徒はスリッパに隠した携帯電話で担任を含む女性教員5人を撮影した疑い。