2023年08月01日 (火) 自宅脱衣所に隠しカメラ、女性と女児を同時に盗撮
群馬県で男性が自宅の脱衣所にカメラを隠し、盗撮した疑いで逮捕されました。
群馬県中之条町に住む41歳の会社員・原田弘人容疑者が、自宅の脱衣所にスマートフォンを設置し、去年8月に30代の女性と13歳未満の女の子を撮影したとして逮捕されました。警察によると、原田容疑者は今年10月に群馬県内の路上での盗撮容疑で逮捕されており、その際に押収されたスマートフォンを調査した結果、今回の事件が明らかになったとのことです。
原田容疑者は取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を一部認める一方で、「女の子はたまたま映っただけ」と主張しています。警察は当時の状況について、さらに詳しく捜査を進めています。
舞台となった群馬県中之条町。そこは、標高600m~2,300mに位置し、面積の92%を山林と原野が占める森の郷だそうです。 山間農業地域であり、主要な農産物として野菜類、花卉、特産品「花いんげん」などの豆類が栽培されているそうです。自然豊かな農業が盛んなところみたいですね。
人口は、6,652世帯, 7,250人, 7,577人, 14,827人。中之条町には、たくさんの温泉があり、中でも四万温泉や沢渡温泉は有名ですね。四万温泉は私も行ったことありますよ。そんなのどかな場所で起きてしまいました。
この事件は、自宅という場所で起きた盗撮行為で、その背景を考えると非常にショッキングです。自宅に招かれた知り合いの女性なのでしょうか、もしくは家族である可能性もあるのでしょうか、どちらにしろ、親しい関係性への裏切りとして一層衝撃的です。特に、脱衣所というプライベートな空間を狙い、親子と見られる30代女性と13歳未満の女の子を対象にしたという点で、精神的なダメージは計り知れません。知り合いだからこそ警戒心が薄れ、不信感を抱かずに家に上がることを許したことを考えると、被害者のショックは一層深いものと言えるでしょう。
また、この事件が別の盗撮事件をきっかけに発覚した点も注目に値します。今年10月に発生した路上での盗撮事件で逮捕され、その際押収されたスマートフォンの解析により、自宅での盗撮が明るみに出たという流れは、偶然による発覚と言えます。この事実は、日常生活で発生する盗撮がいかに気づきにくいかを物語っています。もし路上での盗撮がなければ、自宅での犯罪が発覚することはなかったかもしれません。
さらに、自宅での盗撮映像が約1年前のものである点に驚かされます。こういう動画は削除しないものなのでしょうか、ずっと容疑者がこれらのデータをスマートフォンに残していたということです。1年前の映像が残されていることから、それ以前やその後も同様の行為が繰り返されていた可能性が考えられます。さらなるスマートフォンの解析が求められるところです。
この事件を受け、プライバシーの保護に対する意識を一層高める必要性を感じます。身近な人であっても、完全に信頼することはリスクといえるのでしょうか。実際に、こうした犯罪が発覚しています、厳正な捜査と適切な処罰が行われることを社会全体で求めていくことが大切だと感じます。