2024年10月19日 (土) 神戸・三宮で発生した盗撮事件!6人もの女子高生たちが狙われた悪質な手口とは?
庫県警葺合署は19日、スマートフォンを手提げかばんに入れてスカートの下に差し入れ、盗撮したとして、京都府福知山市に住む25歳の会社員の男性を現行犯逮捕しました。逮捕されたのは性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いです。
逮捕容疑は、同日午後4時10分ごろ、神戸市中央区雲井通6の路上で、手提げかばんに入れたスマートフォンを使って、女子高校生6人のスカートの下を撮影したというものです。調べに対し、男性は「撮影したことは間違いない」と容疑を認めています。
警察によると、女子高校生たちが店舗のショーウィンドウを見ているとき、男性が後ろから近づき、盗撮を行ったとされています。通りがかった男性が「盗撮していたでしょう」と声をかけてその場で男性を取り押さえ、逮捕につながりました。
神戸市中央区雲井通6を調べると、三宮駅から歩いてすぐの位置のようで、この場所は毎日多くの人が行き交う繁華街みたいです。三宮駅は兵庫県内でも特に利用者が多く、1日に何十万人もの人が乗り降りしています。周辺には商業施設が立ち並び、買い物や仕事で訪れる人が多いため、通りはいつも賑わっていると考えられます。こういった場所だからこそ、他人の視線が届きにくく、犯行がしやすかったのかもしれません。
今回の事件では、犯人が手提げかばんにスマートフォンを隠し、女子高校生6人のスカートの下を盗撮していたということです。ショッピングをしていた彼女たちは、後ろから近づかれても全く気づかないまま被害に遭っていました。6人もの被害者がいたにもかかわらず、被害者自身はだれもその場で異変に気づかなかったというのは本当に恐ろしいことです。買い物中や何かに集中している時、私たちはつい周りの様子に注意を払わなくなってしまいますが、そんな隙を犯罪者は狙っています。この事件を通して、6人もの被害者が出ても気が付かないという盗撮行為の陰湿な面を目の当たりにしているのかもしれません。
とはいえ、この事件では通行人の男性が犯行に気づき、すぐに「盗撮していたでしょう」と声をかけて犯人を取り押さえたことが非常に重要なポイントです。もしこの男性が声を上げなければ、犯人はそのまま逃げてしまい、女子高校生たちは盗撮されていたことすら知らないままだったかもしれません。第三者の存在があったからこそ、犯人が現行犯で逮捕され、被害が明らかになったのです。周囲の目が犯罪の防止に繋がることを、改めて強く実感しました。
三宮のように多くの人が集まる場所では、他人事ではなく自分が被害に遭う可能性があることをしっかりと認識する必要があります。また、周りで何か不審な動きがあれば、勇気を出して声をかけたり、行動に移すことが犯罪を未然に防ぐ力になります。技術の進化で盗撮の手口もますます巧妙になっていますが、私たち一人ひとりが注意深く行動し、そしてお互いに助け合うことで、このような犯罪を減らすことができると思います。
この事件をきっかけに、盗撮の被害が決して軽視されるべきでないこと、そして周りの人々が犯罪を見逃さないことの大切さを改めて考えさせられました。