2024年12月17日 (火) 盗撮の現行犯で逮捕されたのは、まさかの「まちづくり推進課」の課長 <追記1>
東京都国分寺市のまちづくり推進課の課長である桜井隆二容疑者(48)が、JR西国分寺駅前の駐輪場で女性を盗撮しようとした疑いで現行犯逮捕されていたことがわかりました。
犯行の概要
逮捕容疑は、12月17日午後3時40分ごろ、20代の女性が自転車を駐輪しているところに後方から近づき、手に持っていた小型カメラを使ってショートパンツの中を盗撮しようとしたというものです。
逮捕の経緯
犯行現場を目撃した30代の男性通行人がこの容疑者をその場で取り押さえ、その後駆け付けた警察官に引き渡しました。
国分寺市の対応
容疑者は勤務時間外に犯行を行ったとされています。この件について、国分寺市は「事実関係を確認中です」とコメントしています。
公務員による犯罪に感じる強い違和感と責任の重さ
市民の生活を支えるべき公務員、それも「まちづくり推進課」の課長という役職の人物が、なぜこのような犯罪を犯したのか。まさに「何を推進していたのか」と問いただしたくなる出来事がおきました。もちろん、市の業務として盗撮を推進しているはずもなく、一個人の問題にすぎないと言えばそれまでですが、組織全体の信頼を大きく揺るがしたことは間違いありません。
自転車を駐輪する際の無防備さにつけこむ悪質さ
今回の犯行は、JR西国分寺駅前の駐輪場で発生しました。被害者の女性が自転車をとめている最中、背後から小型カメラを向けられたとのこと。自転車を駐輪する際や買い物中など、何かに集中しているとき、人は周囲への警戒が薄れがちです。犯人はその一瞬の無防備さを狙い、盗撮を試みたのでしょう。駅前や駐輪場という日常的な空間で起きた事件であるからこそ、不審者への警戒心を持つ必要性が改めて感じられます。
犯行を止めた通行人の行動に敬意を
幸いにも、犯行を目撃していた30代の男性が容疑者をその場で取り押さえ、警察に引き渡しました。このような行動がなければ、容疑者はその場を立ち去り、犯行を繰り返していた可能性も否定できません。公共の場で目撃した犯罪行為に対して勇気を持って行動したこの男性に、心からの敬意を表します。
余罪の追及と公務員の再発防止策を求める
容疑者は勤務時間外の犯行だったとはいえ、これが初めての盗撮未遂だったのかどうかは疑問です。盗撮事件では、余罪が後から次々と明らかになることも少なくありません。警察には容疑者の余罪を徹底的に追及し、被害者がいればその声にしっかり耳を傾けてほしいと願います。さらに、今回の事件を受けて公務員全体の倫理意識や再発防止策についても、真剣に議論されるべきです。市民の信頼を回復するためには、こうした姿勢が不可欠です。
結びに
まちづくりを推進する立場の人物が、このような犯罪に手を染めたことは大変残念であり、社会全体に不信感を広げる結果となりました。私たち一人ひとりが、不審者に注意を払いながらも、安心して生活できる社会を作るために、今回の事件を教訓として活かしていく必要があります。
<追記1>
「酒に酔っていて記憶にない」と容疑を否認しているという。
小型カメラを用意して撮ることはできても記憶はない、どうも一貫していない気がしてしまいます。