2024年10月16日 (水) 広島・五日市駅で盗撮未遂事件、通報により男を逮捕
広島県警佐伯署は16日午後4時ごろ、広島市佐伯区に住む自営業の男(38歳)を、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで現行犯逮捕しました。
男はJR五日市駅構内の階段で、利用客のスカート内にスマートフォンを差し入れ、下半身を撮影しようとした疑いが持たれています。この行動を目撃した別の利用客が男を取り押さえ、駅員が警察に通報しました。
JR五日市駅は広島市佐伯区にある主要な駅で、1日約1万人と比較的多くの人が利用している駅のようです。そのような場所でこのような事件が起きてしまいました。スマートフォンを使った、その時の欲求にまかせた、とっさの盗撮行為が増えているため、公共の場でも女性が安心できない状況が続いています。残念でなりませんが今回も始めていきましょう。
特に今回の事件で注目すべきは、目撃した人がすぐに犯人を取り押さえ、駅員に通報したことです。こうした第三者の協力がなければ、犯罪が明らかになることはなかったかもしれません。盗撮の被害を防ぐためには、周りの人が「何かおかしい」と気づいた時に行動を起こすことがとても大切だと感じます。もちろん、被害を受けた女性にとっては心に大きな傷が残るため、このようなことがそもそも起こらないのが理想ですが、万が一の時に他人が協力することで少しでも安心感を得られるように思います。
また、駅や鉄道会社でも防犯カメラの設置や巡回の強化など、盗撮を防ぐ取り組みをもっと進めてほしいところです。駅は毎日利用する場所だからこそ、誰もが安心して使えるような環境作りが重要だと思います。しかし盗撮がしやすい環境が維持されてしまっているのが現状でもあります。
今回は階段でのスカート内盗撮です、対策をまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
1.スパッツを履く
スカートの下にスパッツを履くことで、万が一盗撮されたとしても直接的な被害を防ぐことができます。普段からスパッツやインナーウェアを着用するだけで、一定の安心感が得られるでしょう。
2.バッグや上着でガード
階段やエスカレーターを利用するときは、後ろから見えないようにバッグや上着をスカートの後ろに当てることで視線を遮ることができます。これだけでも抑止力になりやすいです。
3.後方確認をする
階段やエスカレーターでは、時々後ろを振り返って不審な人がいないか確認する習慣をつけましょう。後方を気にする素振りを見せることで、盗撮をためらわせる効果があります。
4.監視カメラのある場所を利用する
盗撮が多い場所や不安な場所では、できるだけ監視カメラが設置されているエリアを利用するようにしましょう。カメラがあることで犯行が抑止される可能性が高まります。
5.音楽やスマホ操作に集中しない
音楽を聴いたりスマホを操作していると周囲の音や動きに気づきにくくなります。カメラのシャッター音なども聞き逃しがちになるため、できるだけ周囲に注意を払うことが大切です。
いずれも簡単に取り入れられる防止策なので、盗撮被害のリスクを減らすためにぜひ実践してみてください。