2024年11月20日 (水) 地下鉄駅でスカート内を盗撮未遂、帰宅途中の警察官が現行犯逮捕
札幌市で、地下鉄駅のエスカレーターで女性のスカート内を盗撮しようとした22歳の大学生の男が逮捕されました。
事件が起きたのは2024年11月20日午後0時50分ごろ、札幌市西区の地下鉄発寒南駅です。午後0時50分ごろ、男は上りのエスカレーターで、前にいた10代女性のスカート内をスマートフォンで撮影しようとしました。
偶然その場に居合わせた帰宅途中の警察官が、男の不審な行動を目撃。すぐに取り押さえ、現行犯逮捕しました。逮捕された男は調べに対し、「盗撮したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
現在、警察は余罪の有無を含め、詳しい調査を進めています。
発寒南駅の1日の利用者数は、約14,000人です。そこまで利用者が多くはない駅のようですが、調べると画像の通り、地下鉄ということもあり、周囲から見にくい盗撮がしやすいエスカレーターが設置されているようです。エスカレーターはここ以外にもあるようですが。今回も始めていきます。
※実際の地下鉄発寒南駅のエスカレーター
この事件は、札幌市の地下鉄発寒南駅で発生した盗撮未遂事件で、22歳の大学生が現行犯逮捕されたというものでした。帰宅途中の警察官が男の不審な行動を目撃し、即座に取り押さえたという点が、この事件で最も注目すべき部分です。おそらく私服であった警察官が現行犯逮捕したことにより、被害が未然に防がれました。この警察官の行動はまさに「お手柄」と言えるでしょう。
今回の事件では、盗撮行為そのものが未遂に終わり、実際の被害を防ぐことができました。しかし、問題はこれが初めての犯行だったのか、それとも過去にも同様の行為を行っていた可能性があるのかという点です。警察が現在、余罪について捜査を進めているとのことで、さらなる事実が明らかになるかもしれません。過去に被害を受けた人々が知らないうちに存在する可能性を考えると、盗撮行為の持つ深刻さを改めて感じます。
また、この事件をきっかけに、公共の場での盗撮に対する意識を高める必要性が強調されます。エスカレーターや階段といった場所では、不審者が狙いやすい環境が整っています。特に、スカートなどの露出がある服装をしている場合には、より注意が必要です。「自分は大丈夫」と考えがちですが、被害者の多くはそうした油断を狙われています。普段利用する場所だからこそ、不審者や不審な動きには敏感でいることが重要です。
さらに、今回のように警察官が偶然現場に居合わせたことで犯行が未然に防がれたケースは非常に幸運でした。しかし、逆にいえば、多くの盗撮犯罪は発覚されずに野放しになっていることを示しているような気がします。私たち一人ひとりが不審者や不審物に対して敏感になり、異常を感じた場合には周囲の人や駅員に伝える勇気を持つことが求められます。また、防犯意識を持ち、エスカレートに乗る際は、少し後ろを振り返る、横向きに立つなど意識をした行動をとってほしいです。
今回の事件は、警察官の迅速な対応により被害が最小限に抑えられたという点で評価すべきですが、根本的な問題である盗撮行為そのものを防ぐためには、社会全体での意識向上が必要です。公共の場での犯罪を未然に防ぐためには、私たち自身が防犯意識を持ち、注意深く行動することが求められます。このような事件が二度と繰り返されないよう、警察や市民一体となった取り組みが期待されます。