2024年08月25日 (日) 公衆浴場で男児らを盗撮 児童養護施設の男を逮捕 <追記1> <2>
流山署は21日、東京都新宿区在住の29歳の男性を、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)および児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕しました。男性は児童養護施設の職員(29)です。
逮捕の容疑は、8月25日に流山市内の公衆浴場で、18歳未満と知りながら男児2人をスマートフォンで盗撮し、さらに着替え中の男性2人の様子も撮影したというものです。
警察によると、容疑者は容疑を認めています。この事件は、公衆浴場の従業員が110番通報したことで発覚しました。その後、容疑者のスマートフォンを解析した結果、関与が明らかになったといいます。警察は、他にも被害がないか引き続き調査を進めています。
男児への盗撮事件を取り扱うのはこれで2件目だった気がします。そのあとの着替えの盗撮は、男性とあるので別の被害者と考えるべきでしょうか。ともあれ、盗撮は誰に対しても許される行為ではないはずです。始めていきます。
今回の事件を知り、まず第一に驚いたのは、逮捕された容疑者が児童養護施設の職員であったという事です。児童養護施設は、家庭で十分な保護を受けられない子どもたちを支える大切な施設であり、そこで働く職員には高い倫理観と責任感が求められます。そのような職場にいる人物が、児童を含む他人のプライバシーを侵害する盗撮行為を行ったという事実には、強い憤りを感じるとともに、なぜそのような行為に至ったのかという疑問が浮かびます。
特に、容疑者は児童相手の仕事に従事していたわけですが、その職場ではどのような振る舞いをしていたのかが非常に気になります。普段から不審な行動が見られたのか、あるいは周囲に溶け込み問題が表面化しなかったのか。同僚や上司、さらには施設に預けられている子どもたちが、日常的に不安や不快感を覚えていなかったかが心配です。仕事だけはまじめに行っていたことを信じたいです。
また、この事件が発覚したのは公衆浴場の従業員の通報によるものと考えられますが、容疑者のスマートフォン解析から容疑が浮上したとのことです。仕事が仕事だけに、警察には、余罪について徹底的に調査を行い、同様の被害を受けた可能性のある人物を保護するための対応を進めていただきたいと強く願います。
盗撮はどのような状況であれ、誰に対しても許される行為ではありません。被害者のプライバシーを侵害し、精神的な苦痛を与えるだけでなく、その影響は長期にわたることが多いです。この事件でも、盗撮された男児や男性たちは強い不快感や恐怖心を抱いたかもしれません。特に子どもが被害者となる場合、その心の傷は将来的にも残る可能性があり、適切なケアが求められます。
<追記1>
容疑者の名前と逮捕の様子が公開されていました。
容疑者は新谷俊平と言うそうです。
新谷容疑者のスマートフォンからは、男性の裸が映った動画や画像が複数見つかったことから、警察は余罪があるとみて調べています。
<追記2>
千葉県警は12月11日、児童養護施設に勤務する容疑者を再逮捕しました。容疑者は2024年8月、宮城県内のキャンプ場で男児のトイレの様子や脱衣所で着替えをする姿を盗撮した疑いが持たれています。
このキャンプは複数の児童養護施設の子どもたちが参加する交流イベントで、新谷容疑者は施設職員として引率の役割を担っていました。被害を受けた男児たちは、いずれも県内の施設からキャンプに参加しており、容疑者とはその場で初めて顔を合わせたということです。
調べに対して、新谷容疑者は「まあそうですね。詳細は今は言いたくありません」と容疑を認める供述をしているとのことです。警察は引き続き、事件の全容解明を進めています。
ああー、やっぱり、仕事でもやっていましたか。今回は初対面の男の子だということですが、働いていた職場ではどうだったのでしょうか。とても厳しい内容です。