2024年08月13日 (火) 入浴中の女性を盗撮した建設業の男 別件で逮捕されていた
岡山市南区に住む建設業の49歳の男が、性的姿態等撮影と住居侵入の疑いで逮捕されました。警察によると、男は8月13日午後10時30分ごろ、岡山県南部の住宅の敷地内に侵入し、浴室の窓の隙間からカメラ機能付きの携帯電話を差し向けて、入浴中の10代の女性を盗撮したとされています。
翌日の8月14日、女性の親族から通報を受けた警察が捜査を進め、12月2日に男を逮捕しました。取り調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めています。
さらに、この男は今年10月にも別の事件で逮捕されていました。自転車で帰宅中の女性を追いかけ、体を触るわいせつな行為をした疑いで逮捕されており、その後の携帯電話の画像や防犯カメラ映像の分析により、今回の盗撮事件が発覚したとのことです。警察は他にも余罪があるとみて捜査を続けています。
今回の事件を通じて、自宅における防犯意識の重要性が改めて浮き彫りになりました。入浴中という無防備な状態で盗撮被害に遭った被害者のことを思うと、他人事では済ませられません。本来、自宅は最も安心できる場所であるべきですが、このような事件が起きると、日頃の防犯対策を見直す必要性を強く感じます。ドアや窓に鍵をかけることはもちろんですが、防犯カメラやセンサーライトの設置など、身近なところから防犯意識を高める努力が必要だと痛感します。
特に今回のような犯人は、わずかなスキでも見逃さず狙ってきます。浴室の窓という盲点を突かれたことで、私たちは「自宅だから安全」という思い込みを見直さなければならないと改めて思わされました。普段から少しの手間を惜しまず、隙を作らない努力をすることが、犯罪の抑止につながるのではないでしょうか。
また、この犯人が過去にもわいせつ事件を起こしていたという点には、怒りを禁じ得ません。自転車で帰宅中の女性を追いかけ、体を触るという行為は極めて悪質で、被害者に大きな恐怖を与えたことでしょう。そうした人物が今回の盗撮事件まで起こしていたことは、非常に残念で腹立たしいことです。「どうしようもない男」という言葉では済まされないほど、卑劣で執拗な犯罪者だと感じざるを得ません。このような人物には厳しい処罰が必要ですし、社会に再び害を与えないよう適切な対策が求められます。
盗撮やわいせつ行為は一度で済むことが少なく、常習性が高い犯罪です。余罪があれば徹底的に追及し、被害者の救済を最優先にすることが重要だと考えます。
こうした事件が起きるたびに、私たちは防犯対策の大切さを再認識しますが、それだけで終わらせてはいけません。自分自身や家族の安全を守るために、日常生活の中で防犯意識を持ち続けることが欠かせません。そして、社会全体で被害者を守り、このような卑劣な加害者には余罪を徹底的に追及すること、これが同様の事件を防ぐための第一歩ではないでしょうか。