2024年11月28日 (木) 京都の寺院でスカート内盗撮、容疑者はその場で通報され逮捕
京都市左京区の寺院で、女性(19)のスカートの中を盗撮したとして、京都府警川端署は28日、神奈川県藤沢市に住む浅野一容疑者(63)を逮捕しました。浅野容疑者は無職で、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。
警察によると、事件が起きたのは28日午後2時55分ごろ。浅野容疑者は京都市左京区にある寺院の境内で、女性のスカートの中をスマートフォンで撮影した疑いが持たれています。
犯行が発覚したきっかけは、被害女性の友人が浅野容疑者の不審な行動に気付いたことでした。その後、周囲にいた人々が警察に通報し、川端署が駆けつけて逮捕に至りました。警察は現在、詳しい経緯を調べています。
京都市左京区について調べると、あの銀閣寺があったりと、有名な寺院がたくさんある地域です。また、山区との境界付近には、嵐山や嵯峨天龍寺などの美しい自然景観と歴史的建造物が点在している地域です。
静かで神聖な場所で、63歳の男性が19歳の女性を狙って盗撮をしたというのは、本当に許しがたい行為です。寺院という観光地で多くの人が訪れていたことでしょう。この男性が観光のついでに犯行に及んだのか、それとも別の目的で寺院を訪れていたのか、その背景は分かりませんが、非常に残念な行動です。
また、容疑者が無職とのことです。63歳という年齢から、早期退職したのか、それとも別の事情で職を離れていたのかは不明ですが、自由な時間があったにもかかわらず、このような犯罪に手を染めてしまったことには、やりきれない思いがあります。年齢的には若い世代に模範を示す立場であるはずの人物が、このような行動に出たことが悔やまれます。
一方、今回の事件では、被害者の友人が容疑者の不審な行動に気づき、周囲に助けを求めたことで、速やかに警察に通報されました。この行動は素晴らしい判断だったと思います。不審な動きに気づき、それを見過ごさず行動に移したことで、被害が拡大せずに済みました。こういった周囲の目や協力が、犯罪の抑止や早期発見につながるという点を改めて実感しました。
この事件をきっかけに、観光地での防犯意識の向上も必要だと感じます。寺院のような静かな場所でも、このような事件が起こり得る現実を踏まえ、個人個人が注意を払うだけでなく、地域全体で防犯カメラの設置や監視体制を強化するなどの取り組みが求められるでしょう。
私たち一人ひとりが、周囲を守る意識を持つことが大切です。観光地では、特に多くの人が集まるため、盗撮がしやすい環境ができているともいえます。同行者、第三者の目が大切です。お互いに注意し犯罪を防いでいきましょう!