2024年09月23日 (月) 「家族がSNSでトラブルに巻き込まれている」ビデオ通話を盗撮した男を逮捕
佐賀県警伊万里署は12月10日、金沢市に住む無職の男(22)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕しました。
発表によると、この男は今年9月23日、SNSのビデオ通話を利用し、佐賀県内に住む10代の女性の上半身が露出した姿を盗撮した疑いがもたれています。容疑者は警察の調べに対し、黙秘を続けているとのことです。
この事件は、10月31日に女性の家族が「家族がSNSでトラブルに巻き込まれている」と警察に相談したことがきっかけで発覚しました。警察は、被害者の状況や容疑者との接点についてさらに詳しく調査を進めています。
このサイトでは初めてインターネット上の犯罪を扱うことになりした。SNSで裸体をさらすことでのトラブルになるケースは、みなさんもご存じの通りです。特に未成年者だったり、交際をしている人からの頼みだったりする場合には、気を許してしまうことがあります。自分自身の身は自分でしか守れない場面もあります。「大切な人はそういう姿を要求したりはしない」、では今回も始めていきましょう。
今回の事件を目にして、SNSを利用した犯罪の怖さが改めて実感されます。SNSは便利なツールでありながら、その陰には悪意を持つ人間が潜んでいることも忘れてはなりません。今回のように、ビデオ通話を装って盗撮する行為は、被害者に計り知れない心の傷を負わせるものです。こうして撮影された映像が、もし広く拡散されれば、その影響は本人の生活全般に及ぶ可能性があります。
こうした被害を防ぐために、まずは自分の身を守る意識を持つことが大切です。SNSでのやり取りでは、自分の姿をむやみに見せないことが重要です。特に、相手の信頼性が分からない段階では、どんなに親しげな言葉をかけられても慎重であるべきです。もし相手が「大丈夫だから」などと言ってプライベートな姿を求めてきた場合、それは注意すべきサインです。本当に自分を大切にしてくれる人であれば、そんなことを強要することはありません。
今回の事件では、容疑者が盗撮した映像を販売していないという点が伝えられています。この点だけを見ると、少しだけ安心できる要素かもしれません。しかし、これで全てが解決するわけではありません。映像がどこかで拡散される可能性は否定できず、被害者の不安を完全に拭うことはできないでしょう。もし映像が流出すれば、プライバシーの侵害はもちろん、被害者の精神面や社会的な立場に深刻な影響を与えることになります。
今回、家族が相談したことで被害が明るみに出た点には救いを感じます。家族や身近な人のサポートが、こうした事態を乗り越える大きな力になります。もし自分や周囲の人がSNSで何か問題に巻き込まれていると感じたら、早めに信頼できる人や機関に相談することが大切です。一人で悩まず、声を上げることでさらなる被害を防ぐ道が開けます。