2024年11月01日 (金) 「北の歓楽街すすきの」で、寝ていた女性が知人の男に盗撮される
1日朝、札幌市ススキノの飲食店で、20代の女性が寝ている間に衣服を脱がされ、下半身を撮影される事件が発生し、自称49歳の風俗店従業員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市白石区菊水2条5丁目に住む男で、不同意わいせつの疑いがかけられています。警察によると、男は1日午前9時すぎ、札幌市中央区南6条西6丁目のバーで寝ていた知人の20代女性の衣服を脱がし、わいせつな目的で下半身を撮影したとされています。
事件直前の午前8時半ごろ、「女性がスカートの中を撮られた」という目撃情報が警察に通報されました。しかし、男は警察が駆けつけるまでの間に、さらに衣服を脱がして盗撮を行ったということです。
被害にあった女性は、当初、寝ていたために撮影されていることに気付かず、衣服を脱がされたことで初めて犯行に気付いたといいます。男は警察官にその場で逮捕され、取り調べに対して「自分のスマートフォンで撮影した」と容疑を認めているとのことです。
警察は男の動機や、他に余罪がないかどうかを詳しく調べています。
11月初めに飛び込んできた事件がまたどうしようもない事件でした。こういうどうしようもない男が現実にいるのは紛れもない事実です。こういう人間に、どうかみなさまの人生には関わり合いがないようにお願いします。今回も始めていきます。
上記の画像、北の歓楽街といえば「すすきの」。ニッカハイボールやサッポロビールなどのネオンサインが光り輝き、平日週末問わず地元住民や観光客で賑わいを見せる夜の街だそうです。今回の札幌市ススキノでの事件には、夜の繁華街という場所特有のリスクと、関わりたくないような人間性が浮き彫りになった印象を受けます。ススキノは札幌市内でも特に賑やかな歓楽街で、観光客や地元の人々も訪れる場所ですが、深夜から早朝にかけて様々なトラブルが発生することも少なくありません。
逮捕されたのは風俗店従業員で、残念ながらこうした職業からは偏見が生じやすく、「やはりそういう人か」と、無意識にネガティブなイメージを抱いてしまう自分がいるのも事実です。しかし職業にかかわらず、知人女性をターゲットにして、このような犯罪を行うこと自体に救いようのない人間性を感じます。信頼のある人間関係であればこそ、気を許して寝てしまうこともあるでしょうが、その隙をついて行われた行為には、人間としての最低限の倫理や常識が見受けられず、被害者の方が受けたであろうショックは計り知れません。
また、この事件が発覚したのは第三者の通報がきっかけだったことに、唯一の救いであったように感じます。もし通報がなければ、男の行為がエスカレートしていたことは明白で、被害が拡大していた可能性が高いと思われます。本当に社会には関わりたくないような危険な人間が実際にいるため、自分を守るためにも、自身とは関わらない、異常な状況を目撃したら周りのために通報する勇気を持つことが大切です。